私ども「リミテック」は、写真撮影で35年間、ビデオ制作では32年間の営業を継続しております。 これも多くのお客様にご愛顧いただいたおかげです。感謝いたします、ありがとうございました。 ビデオにベータとVHSがあり、それがDVDへ、そして各種のファイル形式へと変化して参りました。 写真に至っては、フィルムからファイル形式へ、アナログからデジタルへとその収録方法が変化しています。 しかしながら、撮影対象についてはそれほど大きく変わったわけではありません。中身は同じなのです。 便利になったため、同じ撮り方をすると、プロとアマチュアの違いがわからない事もあると思います。得意な分野でしたらアマチュアのマニアの方がうまく撮れます。ただ、自分の好きなものを撮るのと、お客様の希望されるものを撮るのとでは次元が違います。アマチュアの方が趣味でビデオ撮影をされて、うまく撮れるようになってからプロに転向すると、多様なお客様の要望をこなせなくなり、こんなはずではなかったと、最終的には辞めてしまう例を多く見て参りました。結果、多くのカメラマンは元請けの仕事をもらってこなすような楽な仕事へと流れてしまいます。そんな業者に当たったときはもう大変残念なことです。 安ければもうそれで良いというのであれば、安い業者はたくさんあります。 逆に高い業者もたくさんありますが、なにをもって高いというのか?費用対効果?ご自身の基準?他社との比較?といろいろありますが、一番危険なのは他社との比較です。 市販の日用品に例えてみましょう。ある専門店で販売しているのと、ある量販店で販売している製品を比べてみます。見た目と重さや成分諸表は全く同じことが表記されています。そうなると安い方が良いということで安い方を購入します。でも、じつは安い方の製品の中には裏があるものが存在します。中身の成分だけでなく素材そのものを安く作っている場合があります。見た目は全く同じですが、高い方を使用し続けて、いきなり安い方の製品に換えると違いに気付くことがあります。そういう製品は必ず存在します。 (注:専門店が高く、量販店が安いということではありません) これを私どもの仕事に置き換えると同じ事が言えます。同じような製品でも、どこかで手を抜いているものも必ずあります。「べつにいいんじゃないのそれで」という方には何も申し上げることはありませんが、手を抜くということは他の事においても推して知るべしということだと思います。 誰にでも失敗はあります。それはプロにおいても同様です。機械を使用する限りはいつか故障します。プロでも例外なく収録中に機械が壊れる経験をします。そういう時のフォローもプロなら心得ているはずです。高い料金を支払うわけですから「失敗しました」だけで済ますことは許されません。最後までお客様に対してフォローしなければなりません。そういったフォローが出来る業者を選ぶことが重要です。 ホームページで良い事を書き並べていても実際のところわかりません。特に気をつけるべきは、見本を見せられた場合です。見本は良い部分のみを集めて作ります。でも本当のところは・・・。 私どもでは見本をお見せしていません。これはお客様の個人情報をお守りするだけではなく、見本では本当のところがわからないということなのです。最近のお客様は「カメラマンとお話しすると、どれぐらいの経験があるかわかる」とおっしゃいます。それは事実です。私どもでも外注のカメラマンに依頼した場合、会話でその実力を判断できます。安心して依頼できる業者を選ぶのなら、見積もりを取る前に電話などで会話をしましょう。 担当者にご自分の要望をズバリ突きつけてみます。返す言葉が停滞したら、それは経験不足なのです。 頭の中で撮影の手順を想像するのは簡単ですが、実際は絶対に思うようには撮影出来ません。そういうことを理解・経験しているカメラマンは難なくクリアします。業者選択は経験と実績がすべてだと思います。 単に見積もりを取るだけでなく、価格だけで比べることなく、これらを理解した上で、業者選択をされることを強くお勧めいたします。 |